今回は2020年に中古戸建を購入しリノベーションを担当させていただいたお客様をご紹介させていただきます。
初回のお打ち合わせから完工まで実に11カ月。
お客様としては、コロナ禍でのお打ち合わせに、大変ご苦労されたそうです。
「イメージ以上の出来だった」と言っていただけた事が本当に嬉しかったと営業担当の方がお話くださいました。
場所:京都市内容:リノベーションタイプ:一戸建て
ポイント:耐震補強工事、中古物件購入後フルリフォーム
- 耐震補強工事
- 吹き抜け
- オープンキッチン
- 防音の音楽室
- 和室
- 書斎
- お庭
- 土間
- 床暖房
- ウォークインクローゼット
- ウッドデッキ
マンションからの住みかえ、きっかけはお子様の成長
お子様が家でのびのびと遊べるようにしたい。
マンションでは下の階や両隣に住人がいるため、
お子様と家で遊ぶにも騒音にならないか気になってしまう。
さらに、ご家族も増えてきたため、少し手狭になってきたマンションから一戸建てへ引っ越そうと考えられ、今回の住みかえをご決断されたそうです。
一戸建てなら騒音を気にすることなくお子様が家で走り回っても大丈夫。
のびのびと遊べる点がマンションと違うポイントだと思います。
広々としたリビングはお子様の遊び場のひとつ
福屋工務店にしたのは提案がイメージとぴったりだった
はじめ、福屋工務店はないと思っていた
福屋工務店のご提案の前に、すでに数社でお見積りを取得。
実はその内の1社とは、すでに2回ほどお打ち合わせが進んでいたそうです。
各社のご提案内容はさまざまだったそう。
ある大手リフォーム会社からは「リノベーションではなく新築を建てる方が良い」という今とは全く違った提案もあったそうです。
そしてこの時点では、正直福屋工務店はないなぁと思っていたそうです。
そんな福屋工務店に、なぜリノベーションをご依頼されたのか・・・。
1回目のご提案がぴったりと合った
担当者いわく、「すでに他社とお打ち合わせが進んでいる中でのご提案は、いつもより少し緊張した」そうです。
ただ、緊張はするものの、いつも通り「お客様のご要望をしっかりと伺って、より良いご提案をする」それは変わらないので、自分たちならどうする?何が出来る?
をしっかりと考えてご提案をされたとの事。
全体的なご提案プランはもちろん、それ以外にもコンセントなどの配置を示した電気図や細かいところだとカーテンの色までイメージとドンピシャ!だったそうです。
なぜ電気図?と思ったのですが、「住んでみて後悔したこと」といったタイトルのブログでよくあるのが「コンセントの位置が使いづらい」「数が足りない」
リフォームやリノベーション段階で見落とされがちなコンセントの位置や数。
それらは家具を配置し、いざ電化製品を使う生活シーンで、はじめて問題が顕在化し「もっと考えていればよかった」という後悔に繋がっているケースが多いようでした。
でも、「福屋工務店では電気図・コンセント・家具の入りのイメージをして図面を作ってもらっていたので住んでみた後の後悔はない」のだそうです。
他社にはなかった要望に沿った提案内容が決め手
「吹き抜けを作りたかったんです。」
そう話すお客様の今回のリノベーションのこだわりポイントの一つが吹き抜け。
でも残念ながら、他社のご提案は「建物を活かすために吹き抜けはやめときましょう。」というものがほとんど。
あるリフォーム会社は吹き抜けのご提案をしてきたそうですが、たしかに吹き抜けがあるにはあるが、理想とするイメージとは程遠いものだったそうです。
そもそも、新築だったら吹き抜けを作る難易度はそう高くはありません。
でも今回はリノベーション。
今建っている古家の構造に対して吹き抜けを作るとなると建物強度や耐震に影響が出てします。
だから各社とも吹き抜けを作る提案を行わなかったのだと思われます。
お客様自身もリノベーションで吹き抜けを作ることは難しいのかな・・・。そう思い始めていた時に、福屋工務店がイメージ通りの吹き抜けを提案してきたのでインパクトは大きかったようです。
さらに、課題だった耐震にも対応。
さらにさらに、工期などのスケジュールも要望に沿ったものだったそう。
まさに営業の方がお話されていた「お客様のご要望をしっかりと伺って、より良いご提案をする」が形になった一つの実例だと思います。
明るい日差しを取り込むこだわりの吹き抜け
リノベーションでこだわったポイントは3つ
1. 間取り
お子様が小さいうちは大きな子供部屋とし、大きくなった時には区切って各々の部屋が持てるようにするなど、将来を見据えた間取りにすることがこだわりポイント。
2.水まわりの動線
家事のしやすさは動線次第。
炊事・洗濯の動線はしっかりと考え抜かれておられました。また動線だけでなく、室内干しスペースやアイロンがけスペースを動線に組み込む事で利便性も高まっています。
3.吹き抜け
先ほどご紹介した吹き抜け。
広く取られた空間は開放感を生み出し、上からは光が差し込みます。まさにこの家のチャームポイント的な存在です。
こだわりの内装を詳しくご紹介
ファミリークローゼット
洗濯後にそれぞれの部屋へもっていくのが面倒だったため、それを解決するために一人一人専用の棚を用意したファミリークローゼットを作られました。
洗濯が終わった服はそれぞれの棚に収納するだけ。
さらに1階に設置したことで、着替えてすぐお出かけが可能で、とても便利になったそうです。
キッチン
奥様がメモを書いたり、ノートパソコンで調べ物をしたり出来るユーティリティスペースをキッチン近くに配置。さらにキッチンからリビング全体を見渡せるため、家事をしながらリビングで遊ぶお子様も常にチェックできるそうです。
リビング
お子様たちが自由に走り回れるようになったリビング。
お子様の成長に合わせて、デスクを設置しリビング学習が出来るように考え抜かれています。
防音室の音楽部屋
将来ご実家からグランドピアノを持ってくるために防音工事&防音ドアで作られた音楽室。
今はお子様のおもちゃが置かれ、子供部屋としてご使用されています。
和室
将来ご両親との同居も考えて1部屋は和室にされたそう。そのため、和室の動線はバリアフリーも考慮された作りになっています。
そして床の間にある明り取りの窓は設計士からのご提案です。
玄関
すこし広めの玄関を入ると快適な湿度に保とうとする調湿機能を持つエコカラットの壁に間接照明。
子供部屋
今は大きな1部屋の間取りになっていますが、お子様が成長されたとき、分けることが出来るように設計されています。
そのため、1部屋に扉やクローゼットが2つずつ作られています。
書斎
本を読んだり、ちょっとしたお仕事が出来るように作られた書斎。
その書斎の梁にはブランコがかけられており、お子様も楽しく遊んでいるそうです。
庭
うっそうと木々が生えていたお庭。この地域は風致地区にあたり、勝手に木を切ってはいけないそうです。
お庭もしっかりとお手入れしたことで、子供たちが遊び自然と触れ合えるスペースになったそうです。
新緑の季節には緑の木々が景観にも美しく、リビングから季節を楽しむことが出来るそうです。
子供がのびのびと遊び、成長すると家も変わる将来設計
暮らしを考え抜かれた家
これまでのお話からわかる通り、こだわりの中心はご家族の今とこれからの生活。
随所に将来を見据えた設計が施され、家での暮らしを意識した動線が作られていました。
本格的なかくれんぼが出来る家
引越しを検討されたきっかけとなったお子様が気兼ねなく遊べる家にしたい。
リビングで走り回れ、庭にハンモック、書斎にブランコのある家になり、かくれんぼをしてもなかなか見つけられないそうです。
コロナの影響で大変だった
ショールームが開いていなかったり、時間制限があったりしたためゆっくり検討することが出来なかったそうです。
これから作る家に想像を膨らませ検討をする楽しい時間に制約があったことは大変だったとの事。
ご要望を伺い、それに対しご提案をお出しし、ご提案をしっかりと検討頂く。
約1年にわたる中で福屋工務店とのお打ち合わせは様々な方法で計18回にもなったそうです。
コロナ禍で気軽にコンタクトが取れるオンライン化は進む一方で、直接見て・直接聞いて・直接お話させていただくことが少し難しくなってきています。
色々な制約がある中で、いかにしてお客様と同じ方向を向き、同じ情報を共有することが出来るのかが、これまで以上に重要になると感じました。
最後に一問一答形式でご紹介させていただきます。
リフォーム・リノベーションを
行ってみて
- 福屋工務店を選んでいただいた理由は何ですか?
- 新居のイメージが一番私たちの求めていたものに近かったからです。あとは仕事も早かった。
- お引渡し後の新居の第一印象は何ですか?
- 明るくて広かった。イメージ通り、というよりそれ以上でした。
- 実際暮らして分かったことは何かありますか?
- 洗面台の上に窓をご提案いただいてつけたんですけど、そこから光が入るのでつけてもらってよかったと思っています。
- 暮らしてみてわかる事は多いですか?
- 住んでみてわかる事も多いと思います。でも「住んでみて後悔」みたいなブログも読んでいましたけど後悔はなかったです。
- 後悔しないようにするポイントはどこにあると思いますか?
- 建築図面・電気図面の提案、照明、カーテンなどの細かい提案があったことが良かったと思います。コンセントの位置や数も、電気図やコンセント、家具の配置を想定した図面を作ってもらっていたので。
- 引っ越されて変化したことはありますか?
- 主人がこまめに床掃除するようになりました。掃除は楽しんでみんなでやっています。
- 一番のお気に入り・自慢のポイントはどこですか?
- 子供が走り回れる広くて明るいリビングです。
- 今後、リノベーションを検討している方へアドバイスをするとすれば何ですか?
- 住んだ後の生活をイメージして間取りを考えることが大切だと思います。あとは住宅展示場などに通って、そのイメージをより具体的に出来ると良いと思います。
※本事例はお客様の取材データを基に作成したものとなります
[文 大江 健太郎(UMBER)]
以上、京都市で福屋工務店が担当し、
リノベーションさせて頂いたお客様の事例紹介でした
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